ウクライナ支援に消極的とされるアメリカのトランプ次期大統領の就任を控え、イギリスとフランスがウクライナへの軍隊の派遣について議論しているとフランス紙が報じました。

 フランス紙「ルモンド」は25日、イギリスとフランスが軍隊や民間軍事会社をウクライナに派遣することの議論を始めていると伝えました。

 ウクライナ兵の訓練や提供した軍事装備品のメンテナンスなどを行う想定だということです。

 1月にアメリカの大統領に就任するトランプ氏がウクライナ支援に消極的とされることもあり、ヨーロッパ諸国が重要な役割を果たす必要があると指摘しています。

 フランスのマクロン大統領は2月、ウクライナへの派兵について「排除しない」との考えを示し、ヨーロッパ諸国から反対の声が上がりましたが、今月に入ってイギリスのスターマー首相とマクロン大統領が会談し、議論が活発になったということです。

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