中国国防省の呉謙報道官は25日の記者会見で、米英豪の安全保障枠組みAUKUS(オーカス)との協力を日本が検討していることに「深刻な懸念」を表明した。「陣営対立を引き起こす動きに断固反対する」と語った。
同時に「歴史上の理由で隣国や国際社会は日本の軍事、安全保障分野の動向を注視している」と指摘。日本に対し「歴史の教訓をくみ取り、安保分野で言動を慎むべきだ」と求めた。
日米両国の安保分野での協力強化をうたった10日の日米首脳会談の共同声明を巡っては「ありもしない中国の脅威を口実にしており、完全に時代の潮流に逆行している」と主張した。(共同)
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