パレスチナ自治区ガザ南部への侵攻を計画するイスラエルに対して、エジプト政府高官が2国間の関係断絶に至る可能性があるなどと警告したと、アメリカメディアが報じました。

アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、エジプト当局者の話として、イスラエルが計画しているガザ南部・ラファへの侵攻について、エジプトとイスラエルが非公開で協議したなどと報じました。

エジプトは、ラファ侵攻によってパレスチナ人が自国に流入し、治安が悪化することを懸念しているとしたうえで、政府高官がイスラエルに対して、そうなれば、2国間の関係断絶に至る可能性があるなどと警告したということです。

こうしたなか、イスラエル軍は25日もラファへの空爆を行い、AP通信によりますと、少なくとも5人が死亡しました。

戦闘開始以降のガザ側の死者は3万4305人となっています。

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