マレーシアで観光バスがトラックに衝突し、乗っていた日本人1人が死亡した事故について、現地の警察は、死亡したのは奈良県出身の73歳の女性だと明らかにしました。

警察によりますと、現地時間の24日午後、マレーシア西部・ペラ州の高速道路で、日本人観光客を乗せた観光バスが前を走っていたトラックに追突しました。

バスには58歳から80歳までの日本人11人が乗っていましたが、この事故で奈良県出身の73歳の女性が胸や腹を強く打ち、搬送先の病院で死亡しました。また、ほかの日本人10人もけがをしたということです。

事故の詳しい原因はまだ分かっていませんが、警察はバスを運転していた41歳のドライバーから血液と尿を採取して調べを進めているほか、事故を目撃した人に対して情報を提供するよう呼びかけています。

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