台湾の頼清徳総統が25日、中国本土に近い台湾の金門島を訪れ、「外部勢力に台湾の未来は変えられない」と演説しました。

 台湾の離島の金門島は中国本土の海岸からわずか数キロの距離にあります。

 この日は75年前に中国軍が上陸し、台湾側と激戦を繰り広げた「古寧頭戦役」を記念する式典があり、頼総統は犠牲者らに献花しました。

台湾 頼清徳総統
「私たちは民主的で自由な生き方を大切にしており、いかなる外部勢力も台湾の未来は変えられないし、それを許すつもりもない」

 また、頼総統は北朝鮮がウクライナ侵攻を続けるロシアに兵士を派遣したとしたうえで、「権威主義が拡大を続けていることを示している。私たちは心を一つに団結し、前に進もう」と演説しました。

 式典には75年前の戦闘に参加した当時の兵士20人が出席しました。

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