ICC=国際刑事裁判所は、ウクライナ侵攻をめぐって逮捕状が出ているロシアのプーチン大統領をモンゴルが逮捕しなかったことは加盟国の協力義務違反だと認定しました。
ICCは24日、加盟国であるモンゴルが逮捕状の出ているプーチン氏が9月に入国したにもかかわらず、逮捕しなかったことについて、加盟国の協力義務に違反したと認定しました。
ICCは「公的な地位や国籍にかかわらず、加盟国は逮捕状が出された個人を逮捕し、身柄を引き渡す義務がある」と強調しました。
そのうえで、「モンゴルによる協力不履行の重大性」を踏まえ、ICC設立を定めたローマ規程の締約国会議にこの問題を付託することを決めたとしています。
ICCが去年3月に戦争犯罪の疑いで逮捕状を出して以来、プーチン氏がICCの加盟国を訪問するのはモンゴルが初めてでした。
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