朝鮮人民軍特殊作戦部隊の基地で行われた訓練=2024年10月2日、朝鮮中央通信・朝鮮通信

 北朝鮮軍がウクライナに侵攻するロシアを支援するために派兵したとされる問題について、北朝鮮外務省のロシア担当次官は「国際報道が騒いでいるようなことがあれば、それは国際法規範に符合する行動だ」と発言した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信が25日伝えた。韓国の聯合ニュースは「北朝鮮が事実上、派兵を認めた」と報じた。

 ロシア担当次官は「外務省は国防省がすることに直接的に関与せず、確認する必要を感じない」と前置きした上で、もし派兵があった場合に「それを不法なものとしたい勢力は確かに存在する」と指摘した。

朝鮮人民軍特殊作戦部隊の基地で行われた訓練=2024年10月2日、朝鮮中央通信・朝鮮通信

 韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は、北朝鮮軍はすでに約3000人をロシアに派兵しており、12月までに1万人に達する可能性があるとしている。【ソウル日下部元美】

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