去年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃で、ハマス側がイランとヒズボラに攻撃への参加を働き掛けていたとアメリカメディアが報じました。
12日付のニューヨークタイムズによりますと、イスラエル軍がハマスの拠点で押収したコンピューターから、攻撃計画を話し合うハマス幹部の10回に渡る会議の議事録が見つかったということです。
議事録にはハマスが当初、2022年の秋に大規模攻撃を計画していたものの、イランやレバノンのイスラム組織ヒズボラにも参加の説得を試みたため、計画の実行を遅らせたと記されていました。
また、ハマスが奇襲の効果を高めるため攻撃の2年前からイスラエルとの大きな衝突を意図的に避けていたことなどが明らかになったと指摘しています。
一方で、イランの国連代表部は「議事録は捏造(ねつぞう)されたもの」と関与を否定しているということです。
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