ノーベル平和賞に日本被団協=原水爆被害者団体協議会が選ばれたことについて、国連の軍縮部門トップを務める中満事務次長は「世界に対する強烈なメッセージだ」と述べました。

国連 中満 泉 事務次長
「うれしいです。被爆者の方々と同じように、国連は決してあきらめずにどんなに難しい状況でも努力を続けたいと思っています」

国連の軍縮部門トップを務める中満事務次長は11日、アメリカ・ニューヨークの国連本部で、ノーベル平和賞に日本被団協が選ばれたことについて「核兵器が使用されるリスクが高まるなかで世界に対する強烈なメッセージだ」と述べました。

また、軍縮をめぐる国連の活動について、「被爆者の方々の努力があったからこそ国連でもいろいろなことができる」と述べ、被爆者の努力への謝意を示しました。その上で、「対話と外交から始めないと課題は解決できない。状況を変える1つのきっかけとなってほしい」と語りました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。