中国・広東省で、8日、小学校の門の前で児童ら3人が刃物で切り付けられけがをしたと、中国メディアが報じました。

 地元警察によりますと、広東省広州市の路上で、8日午後2時ごろ、刃物を持った60歳の男が通行人3人を切り付けました。

 男は、現場で身柄を拘束されました。

 ANNは、地元警察に問い合わせましたが、当時の状況や動機について明らかにしませんでした。

 一方、中国メディアの財新によりますと、事件があったのは小学校の門の前で5年生の女の子と3年生の男の子がけがをしたということです。

 中国では、こうした事件が相次いでいて、先月30日には上海市のスーパーで刃物を持った37歳の男が客らを襲い3人が死亡し、15人がけがをしました。

 先月18日には、深セン市で日本人学校の男子児童が44歳の男に刺され死亡しました。

▶「愛国」が「反日」に繋がる空気の危うさ 深セン日本人男児殺害 中国政府は根本的な対応を

▶リスク抱え追悼「集会」 在日中国人たちがどうしても伝えたかったこと 中国・深セン日本人学校男児殺害事件

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。