北朝鮮メディアは国会にあたる最高人民会議が開催されたと報じました。憲法改正が議題となりましたが、韓国との関係見直しの条項については触れていません。

 9日付けの朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は、7日から2日間の日程で、平壌で最高人民会議が開催されたと報じました。

 今回の会議では今年1月、金正恩総書記が憲法に韓国を「第一の敵」と明記し南北の「平和統一」を目指す表現を削除すべきなどと指示していたため、実際に憲法改正に反映されるかどうか注目が集まっていました。

 ただ報道では、「憲法を改正した」と報じたものの南北関係を見直す条項の扱いについては一切、触れませんでした。

 また、今回、金総書記は会議に出席しなかったということです。

画像:労働新聞10月9日付

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