サッカー元スペイン代表で、Jリーグのヴィッセル神戸でもプレーしたアンドレス・イニエスタ選手(40)が、現役引退を表明しました。
イニエスタ選手
「これは、悲しみの涙ではなく、誇りの涙です。サッカー選手になるという夢を抱いたフエンテアルビージャ出身の少年の涙です。私は夢を叶えました」
サッカースペイン代表では長年の中心選手で、名門バルセロナやJ1のヴィッセル神戸でも活躍したミッドフィルダー、アンドレス・イニエスタ選手(40)が8日、引退を発表しました。
イニエスタ選手は、バルセロナで開かれた引退式で、「私のキャリアを一言で表現するなら、『誇り』です。サッカー選手として最後の日、最後の一滴の汗が落ちるまで戦い、働いたことに対する『誇り』が私にとって最も素晴らしいことです」と語りました。
また、「指導者」を目指して、すでに第二の人生を歩み始めていることを明かしました。
イニエスタ選手は、2002年から2018年まで所属したバルセロナで長年、主力を務め、9回のリーグ優勝と、4回の欧州チャンピオンズリーグ優勝を成し遂げました。
スペイン代表では、2010年の南アフリカワールドカップ決勝で、決勝点となるゴールを決めて、母国を初優勝に導きました。
2018年にJ1のヴィッセル神戸に所属した際には、推定30億円を超える年棒も話題となり、天皇杯優勝(2019年)などに貢献しています。
2023年7月にヴィッセル神戸を退団した後は、UAE=アラブ首長国連邦の「エミレーツ・クラブ」でプレーしていました。
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