イスラエル軍の攻撃で立ち上る煙=レバノン南部で9月30日、ロイター

 イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘を巡り、イスラエル軍の特殊部隊がレバノン南部に侵入した。地上侵攻に備えた情報収集活動を行ったという。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが30日、関係者の話として伝えた。

 報道によると、兵士は国境沿いにヒズボラが設置したトンネルへの突入などを実施した。

 イスラエル軍はレバノン国境沿いの住民を帰還させるため、レバノン南部のヒズボラの弱体化を狙っている。早ければ今週中に地上侵攻するとの見方もある。【畠山哲郎】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。