中国の王毅外相は、新興国や途上国と共に、ロシアのウクライナ侵攻の政治的解決を目指す新たなグループを立ち上げると発表しました。
28日、国連総会で演説した中国の王毅外相は、ロシアのウクライナ侵攻について、「戦争がエスカレートするのを防がなければならない」と述べました。
また、ウクライナ問題の政治的解決を目指す「平和の友グループ」を、中国やブラジル、その他の「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国と共に立ち上げることで合意したと発表しました。
この合意は、27日に中国とブラジルが主宰した会合で行われていて、王毅外相は会合で、ウクライナ問題をめぐる中国の主張と仲介の努力はグローバル・サウス諸国から広く支持を得ていると強調していました。
中国とブラジルは今年5月、ウクライナ和平に向けた提案を行っていますが、ウクライナのゼレンスキー大統領は提案にウクライナの意向が反映されていないと批判しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。