イスラエル軍が中東レバノンに激しい攻撃を続ける中、国連安保理でグテーレス事務総長が「即時停戦」を訴えました。
グテーレス 国連事務総長
「レバノンでの戦争は、外部勢力を巻き込んださらなる対立激化につながる可能性がある。いますぐに停戦が必要だ」
国連安保理の会合に出席したグテーレス事務総長は27日、イスラエル軍とシーア派組織ヒズボラとの戦闘をめぐり、「レバノンでの戦争が対立激化につながる」と懸念を表明し、「即時停戦」を訴えました。
停戦によって人道支援の態勢を築き、恒久的な平和への交渉が可能になるとしています。
ただ、この会合に先立ち、国連総会で演説したイスラエルのネタニヤフ首相は「イスラエル国民が安全に自宅に戻れるまで、ヒズボラへの攻撃を強化する」と述べるなど、停戦には否定的な姿勢を示しています。
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