台湾当局は27日、石破茂氏が自民党の新総裁に選出された直後、「心からの祝意を表する」というコメントを発表しました。できるだけ早く本人に祝賀メッセージを送るとしています。

 台湾の外交部は、石破新総裁が誕生したほぼ1時間後にコメントを発表しました。

 「自民党は長年にわたり我が国と緊密に交流し、深い友情で結ばれ、理想を同じくする友人」としたうえで、石破氏が台湾訪問団を組織し安全保障などに関して台湾の各界と8月、意見交換したことを紹介しました。

 そして、「インド太平洋地域の平和、安定、繁栄を共同で守るために、協力することを期待する」としています。

 石破氏は8月に台湾を訪問した際には頼清徳総統と面会し、圧力を強める中国を念頭に、「(台湾との連携で)抑止力が確保されるように、経済が発展していくように、国民一人ひとりが安全で安心できるように協力したい」と述べていました。

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