自民党の新しい総裁に石破茂氏が選ばれたことについて、中国でも速報で伝えられたほか、どのような対中政策をとるのかについて、高い関心が寄せられています。
北京市民
「(Q.この人知ってますか?)知りません。政治家っぽくて思慮深くみえます。(Q.期待することは?)中国に対してもっと柔軟な対応をしてほしい。ただ、中国との摩擦はこれからも続くでしょう」
「昔、防衛大臣をやっていましたよね。あまり印象はありませんが、強硬なイメージです」
「(Q.石破茂氏について聞いたことありますか?)聞いたことはありますが、あまり関心はないです。中国にもっと友好的にしてほしいです。靖国神社の参拝はやめてほしいです」
「見たことないです。(日中関係を)より良くして欲しいです」
「また交代したのですね。(Q.知っていますか?)知りません。(石破氏に)特別な期待はないです」
「安定的かつ平和な関係にしてくれるのがベストです」
中国でも、国営の新華社通信などが石破氏が自民党総裁に選ばれたことを速報で伝えています。また、SNSの検索ランキングでも「石破茂氏が選ばれた」という項目が一時1位になるなど、注目を集めています。
SNS上では「この人は親中?親米?」「台湾を訪問したばかりなので、中国に友好的ではないかも」などの投稿もみられ、石破氏がどのような対中政策をとるのかに関心が寄せられているほか、そもそも「この人は誰?」というコメントもあがっています。
自民党の新総裁に石破元幹事長が選出されると、韓国メディアは相次いで速報で伝えました。
聯合ニュースは石破氏を「歴史認識で穏健派」と紹介し、「尹錫悦大統領と岸田総理が改善してきた両国関係を、少なくとも歴史問題のために悪化させることはない」との見方を報じています。
ソウル市民からは、日韓関係の改善が続くことを期待する声が聞かれました。
ソウル市民
「両国間の関係がさらに改善されるのではないかと思う」
「結びつきがこれからも強まり、日韓関係が円満になると思う」
「韓国政府も日本政府に好意的な状態なので、これからもっと関係が発展するのではないか」
また、韓国の政界関係者は「石破氏が憲法改正に強い意志を示していることが心配だが、日韓関係を台無しにするほどではないと考えている」と話しています。
韓国外務省は「新たに発足する日本の内閣と緊密に意思疎通を図り、日韓関係の肯定的な流れを続けていくため努力していく」とのコメントを発表しました。
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