1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」で死刑が確定している袴田巖さんの再審=やり直しの裁判で無罪判決が言い渡されたニュースは海外でも大きく報じられています。

 イギリスの高級紙「テレグラフ」は26日、「世界で最も長く死刑囚として収監されていた袴田巖さんに無罪判決が言い渡された」と報じました。

 袴田さん側は長年、「自白は強要された」と主張していたことから、テレグラフは「人質司法」と呼ばれている被疑者や被告人を長期間、勾留する日本の刑事司法制度が今回の判決で注目を集めていると指摘しています。

 袴田さんに無罪判決が言い渡されたニュースはロシアや中国など世界各国でも伝えられています。

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