フランスのバロ外相は25日、イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘について、米国と共同で21日間の停戦を提案することを検討していると明らかにした。
バロ氏は国連安全保障理事会の会合で、「我々は民間人を保護し、外交交渉を始めるために、両者が遅れることなく提案を受け入れることを期待している」と述べた。詳細は近く公表するという。
フランスはレバノンの旧宗主国で、米国はイスラエルの「自衛権」を支持し、軍事的に支援している。
イスラエルとヒズボラは今月中旬以降、激しい交戦を続けており、既に多数の死傷者が出ている。イスラエル軍は地上侵攻の可能性も示唆している。【ワシントン松井聡、ニューヨーク八田浩輔】
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