2年ごとに開催される世界最大級の鉄道技術見本市「イノトランス」がドイツで開幕しました。今年はAI(人工知能)を活用した最新技術が多数出展されています。

 24日、ベルリンで開幕した「イノトランス」は59カ国から2900社以上が出展しています。

 14回目となる今回は環境に配慮した技術のほか、AIやデジタル技術を活用し、効率化を目指すシステムなどが多く出展されています。

 日立製作所はアメリカの半導体大手エヌビディアと連携し、AIを活用して保守作業を効率化する事業を発表しました。

 また、展示を行ったイタリアの高速鉄道向けの新型車両「ETR1000」はAIなどを活用し、部品の交換や整備のタイミングを最適化するシステムを搭載したほか、車体は再利用可能な素材を使用し、環境にも配慮しているということです。

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