中国の深セン市で日本人学校の男子児童が刺されて死亡した事件からあすで一週間となる中、金杉憲治中国大使は「中国と力を合わせてこの問題を繰り返さないようにやっていかなければならない」と述べました。
日本人3000人以上が暮らす東北部・遼寧省大連市を訪問中の金杉憲治中国大使は24日、大連市のトップと会談し、日本人の安全確保を要請しました。
その後、大連日本人学校の視察などを終えた金杉大使は、広東省深セン市で日本人学校の10歳の男子児童が刺されて死亡した事件からあすで一週間となる中、次のように述べました。
金杉憲治 駐中国大使
「もうこんなことは2度と起こしちゃいけません。我々だけではできませんし、中国側だけではできないので、我々が力を合わせて、この問題を繰り返さないようにやっていかなければいけない」
また、金杉大使は中国外務省の報道官が日本国内で中国の安全上のリスクが「大げさに誇張されている」と主張したことについて、「中国のSNS上に煽情的なコメントがあるのは事実で、我々の立場を中国側に粘り強く説明していきたい」とコメントしました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。