中国・深センで日本人学校の男子児童が刺され死亡したことを受け、北京を訪れている柘植芳文外務副大臣は日本人学校幹部らと会談しました。

柘植芳文外務副大臣
「中国各地の日本人学校の安全、なにより子どもたちの安全確保を最優先に、できることはすべて行っていく」

 柘植副大臣は、北京の日本人学校や日本企業の団体との会合で外務省の緊急予算およそ4300万円で、中国本土と香港にある12校の警備を強化すると説明しました。

 北京では、日本人学校の警備員を現在の4人に加えて最大で6人増強するということです。

 日系企業の幹部は、「中国に住む日本人10万人に対する安全確保をお願いしたい」と訴えました。

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