イスラエル軍がイスラム教シーア派組織ヒズボラを標的に行った大規模攻撃の死者は492人に増えました。レバノンの首都ベイルートにも攻撃を行ったとしています。

イスラエル軍は23日、ベイルートで、「標的を定めた攻撃を実施した」と発表しました。

ヒズボラ幹部の司令官を狙った空爆だと報じられていますが、ヒズボラは「司令官は無事だ」としています。

イスラエル軍は、レバノン国内のおよそ1300か所に攻撃を行ったとしていて、これまでに492人が死亡。けが人は1600人を超えています。

イスラエル ネタニヤフ首相
「この警告を真剣に受け止めてください。いますぐ危険なところから離れてください」

ネタニヤフ首相はレバノンの市民に対してビデオメッセージを発表し、標的となっている地域の住民に退避を促しました。

一方、ヒズボラも23日、イスラエルに対して射程の長いミサイルなどおよそ100発を発射。ほとんどが迎撃されたということですが、攻撃の応酬がさらに激化しています。

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