イスラエル軍は、イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との交戦が続く隣国レバノンに、「大規模な攻撃を実施した」と明らかにしました。

 イスラエル軍は21日、レバノン南部に大規模な攻撃を実施し、ヒズボラの拠点などおよそ180の標的を破壊したと発表しました。

 ヒズボラがイスラエル領内への攻撃を準備していたと主張しています。

 CNNによりますと、去年10月に双方の交戦が始まって以降、最も激しい攻撃の一つだということです。

 一方、ヒズボラもイスラエル北部に向けて少なくとも10発のロケット弾を発射していて、破片が落下し火災が発生するなどの被害が出ています。

 ヒズボラは、今月17日から相次いだ一連の通信機器の爆発をイスラエルの犯行だとして報復を示唆していて、今後さらなる戦闘の激化が懸念されます。

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