イスラエル軍が20日に行ったレバノンの首都ベイルート郊外の空爆で、レバノン保健省は死者が37人になったと発表しました。イスラエル軍はイスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部を殺害したとしています。
ヒズボラは声明で、精鋭部隊の司令官イブラヒム・アキル氏が死亡したと認めました。
複数の中東メディアによりますと、空爆があったのはベイルート南部のヒズボラの影響力が強い地域で、アキル氏は当時、精鋭部隊のメンバーとの会合に臨んでいました。
レバノンの保健当局によりますと、空爆によりこれまでに37人が死亡し、地元メディアは死者には子どもも含まれていると伝えています。
一方、ヒズボラはこれに先立ち、イスラエル北部に向け、140発のロケット弾を発射していて、双方の攻撃は激化しています。
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