ロシア極東ウラジオストクにあるウクライナ侵攻作戦の戦死者らの墓で、墓穴を掘る男性=1月

 英国防省は20日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍の1日当たりの死傷者数が増加傾向にあり、平均で1000人を超えているとの分析を発表した。昨年までは多くても900人台だったが、今年5~8月の4カ月間はいずれも1000人以上で、9月も上回る見通し。十分に訓練を受けていない兵士が砲撃の犠牲になっているとした。

 英BBC放送とロシア独立系メディア「メディアゾーナ」は20日、独自調査を基に、2022年2月の侵攻後に確認できたロシア兵の死者数が7万人を超えたと報じた。

 一方、ウクライナ国防省は20日、月平均で6500人が新たに軍に入隊していると表明した。入隊者数は増加傾向にあるとしている。(共同)

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