ロシアのショイグ前国防相の側近が次々と拘束されています。独立系メディアはさらに拘束者が増え、「史上最大規模の粛清」となるという見方を報じています。
今年5月、国防相を務めていたセルゲイ・ショイグ氏が解任されると、パベル・ポポフ前国防次官やワレリ・ムミンジャノフ前レニングラード軍管区副司令官ら少なくとも7人の元幹部が汚職などの容疑で拘束されています。
独立系メディアの「モスクワタイムズ」は関係者の話として、一連の拘束は、ウクライナ侵攻の失敗の責任を軍に押し付けようとする治安当局側の意向で、ロシア大統領府の同意を得ていると伝えています。
今後も粛清は強まり、年末までに拘束者数は数百人に及ぶだろうとしています。
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