ミャンマーでは台風11号による大雨で、これまでに死者が226人に上っていることが明らかになりました。

 台風11号から変わった熱帯低気圧がもたらした大雨は、ミャンマーで首都ネピドーをはじめ各地で洪水や土砂崩れの被害を出し、軍事政権によりますと、16日までに226人が死亡し、77人が行方不明になっています。

 OCHA(国連人道問題調整事務所)は、洪水の被災者がおよそ63万人に上ると推計する一方、通信の遮断や道路の寸断が救援活動を困難にしているとしています。

 ミャンマーでは、2021年の軍事クーデター以降、各地で内戦状態が続いていて、今回の自然災害で人道状況が悪化する恐れがあります。

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