持続化給付金詐欺の疑いで逮捕状が出ていた日本人の男が逃亡先のタイから強制送還されました。男はタイで現地当局の護送車を奪って逃走する事件を起こし、収監されていました。

記者
「日本人の男を乗せた警察車両がタイの空港に到着しました」

タイから日本に移送されたのは、詐欺の疑いで大阪府警が逮捕状を取っていた、無職の八木佑樹容疑者(36)です。

報道陣に囲まれた八木容疑者は…

「くそくらえ」

暴言を吐き、カメラに頭突きしました。

八木容疑者は去年9月に不法滞在の疑いでタイ当局に拘束されていましたが、バンコクの入管施設で護送車を奪って逃走しました。その後、当局に身柄を確保され、禁錮11か月の実刑判決を受けて収監されていました。

けさ、関西国際空港に到着した八木容疑者は、持続化給付金100万円をだまし取った疑いで逮捕されました。

警察によりますと、少なくとも十数回にわたって持続化給付金の虚偽の申請を繰り返していたとみられています。

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