打ち上げ後に不具合が見つかったアメリカの航空機大手ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」が、地球への帰還のため国際宇宙ステーションから切り離されました。
ボーイングの「スターライナー」は6日、無人の状態で国際宇宙ステーションから切り離されました。およそ6時間かけて地球に向かい、アメリカ・ニューメキシコ州の砂漠に着陸する計画です。
「スターライナー」は6月2日、初の有人試験飛行を行い、搭乗した宇宙飛行士2人は1週間程度、国際宇宙ステーションに滞在して地球に帰還する予定でした。
しかし、国際宇宙ステーションへの到着後にスターライナーの機器に故障が見つかったため、NASA=アメリカ航空宇宙局などは、宇宙飛行士を乗せて帰還させることを断念しました。
宇宙飛行士2人は来年2月にスペースXの宇宙船で地球に戻る予定です。
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