ニューヨーク州の地裁はトランプ前大統領の不倫口止め料事件の量刑言い渡しを大統領選後に延期すると発表しました。
トランプ前大統領は不倫関係にあったとされる元ポルノ女優に口止め料を支払い、これを隠すために業務記録を改ざんした罪に問われ、5月に有罪の評決が下されていました。
量刑は今月18日に言い渡される予定でしたが、トランプ氏側が延期を求めるなか、ニューヨーク地裁は大統領選挙後の11月26日に行うと発表しました。
裁判を担当するマーチャン判事は延期について「裁判が大統領選に偏見を与える可能性を避けるため」としています。
今回の決定でトランプ氏にとっては今後の選挙活動への影響を回避することも含めて追い風になるとみられます。
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