ウクライナへの軍事支援を話し合う関係国による会議が6日、ドイツで開かれ、ウクライナのゼレンスキー大統領が各国から供与された射程の長い兵器でのロシア領内への攻撃を認めるよう求めました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ウクライナは国内の占領された地域だけでなく、ロシア領内に対しても長射程の兵器を使用できるようになるべきです。ロシアに和平を考えさせるために」

会議でゼレンスキー大統領は、戦争の終結のためには長い射程の兵器でのロシア領内への攻撃が必要と強調しました。その上で、戦闘の拡大に繋がることを懸念して供与した国が設定している長い射程の兵器の使用制限を撤廃するよう求めました。

今回の会議には50か国以上が参加し、アメリカが2億5000万ドル=およそ360億円の追加の軍事支援を行うことを明らかにしたほか、ドイツやオランダなども新たな支援策を表明しました。

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