バイデン米大統領=ホワイトハウスで2023年10月25日、西田進一郎撮影

 バイデン米大統領は22日、ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領と電話協議した。ホワイトハウスによると、ウクライナ支援の緊急予算案が20日に米連邦下院で可決されたことを受け、バイデン氏は「新しい安全保障支援パッケージを迅速に提供する」と伝えた。

 緊急支援法案は総額約608億ドル(約9兆4000億円)で、近く上院も通過する見通し。バイデン氏の署名を経て法案が成立すれば、2023年末で途切れていた支援が再開されることになる。バイデン氏は協議で、ウクライナへの支援を続ける決意も強調した。【ワシントン松井聡】

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