米ホワイトハウスに掲げられた米国旗=2021年11月15日、秋山信一撮影

 米南部バージニア州で8月、宝くじ愛好家の男性が息子に100万ドル(約1億4500万円)の当たりくじをプレゼントした。息子は4月に結婚し、男性の自宅の地下階に住んでいたが、配当金で新居を購入する予定だという。

 「自分のことを何よりも気にかけてくれる最高の父親だ」と喜ぶ息子に対して、男性は「地下階から息子を追い出すのに最高の方法だった」とジョークを飛ばした。

 バージニア州の宝くじ運営会社によると、男性は1~60の数字の中から5つを選ぶくじ券を購入した。くじは毎日1回抽選が行われ、男性は8月3日の抽選で5つの数字が全て的中。当たりくじを受け取った息子は、毎週1000ドル(約14万5000円)を生涯受け取る選択肢もあったが、100万ドルを一括で受け取る方を選んだ。

 バージニア州の宝くじの収益は公教育の予算に充当され、24会計年度(23年10月~24年9月)は教育予算の約10%が宝くじの収益だったという。【ワシントン秋山信一】

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