イスラエル軍が大部分を撤収させたガザ地区南部ハンユニスの病院から、200人を超える遺体が発見されました。

 ロイター通信によりますと、地元当局は21日、ガザ地区南部で最大規模のナセル病院のがれきの下から60人の遺体を発見しました。

 これで先週から始まった捜索で210人の遺体が発見されたことになります。

 捜索活動はまだ続いていて、さらに遺体の数は増えるとみられています。

 また、AFP通信は地元当局者の話として、「衣服を身に着けていない遺体があり、拷問され、虐待されたことを示している」と報じています。

 イスラエル軍は、イスラム組織「ハマス」が病院を拠点にしているとしてガザ地区内の病院へ攻撃を繰り返していました。

 イスラエルのネタニヤフ首相は21日、「今後数日間、我々はハマスへの政治的、軍事的圧力を強めていく」とガザへの地上侵攻を示唆しました。

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