トルコのエルドアン大統領は20日、イスタンブールでイスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者と会談し、パレスチナ自治区ガザでの人道支援を続ける考えを伝えた。イスラエルがガザで虐殺を続けているとして「残虐行為の代償を払うだろう」と強調し、親ハマスの立場を鮮明にした。
エルドアン氏はガザ恒久停戦を訴え、パレスチナ国家の樹立が「地域和平の鍵だ」と指摘した。
エルドアン氏は20日、イスラエルとハマスの間接交渉を仲介するエジプトのシュクリ外相とも会談し、イスラエル軍のガザ侵攻や中東情勢について話し合った。
ガザ各地への攻撃を続けるイスラエル軍は18日以降、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区トルカレム周辺も襲撃しており、パレスチナ当局によると少なくとも14人が死亡した。ガザ保健当局によると昨年10月の戦闘開始以降のガザ側死者は3万4千人を超えている。(共同)
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