アメリカの人気ドラマ「フレンズ」に出演していた俳優のマシュー・ペリーさんの死亡に関与したとして、医師を含む5人が起訴されました。
アメリカの人気テレビドラマ・「フレンズ」に出演し一躍有名になった俳優のマシュー・ペリーさんは去年10月、自宅の浴槽で死亡しているのが見つかりました。
死因は、うつ病の薬として処方されることのある麻酔薬「ケタミン」の過剰摂取による急性作用とされています。
検察当局は15日、不適切な使用は危険であることを知りながら、ケタミンをペリーさんに販売したり、投与に関わったりしたなどとして、これまでに医師の男や「ケタミンの女王」と呼ばれる薬物の売人、それにペリーさんの付き人ら合わせて5人を起訴したと発表しました。
ペリーさんは、長年にわたりアルコールや薬物依存に苦しんでいたことを公表していました。
医師らは、ショートメッセージで「このバカはいくら払うんだろうな」などとやり取りしていて、検察は「被告人たちはペリー氏を利用して儲けようとした」と指摘しています。
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