パレスチナ・ガザ地区で生まれたばかりの双子の赤ちゃんがイスラエル軍の攻撃で死亡しました。父親が出生届を出すために役所を訪れている最中の出来事でした。

 ムハンマド・アブルクムサンさん(31)は13日、家族が避難していたガザ中部がイスラエル軍に攻撃され、妻と義母、双子の赤ちゃんを亡くしました。

 双子の赤ちゃんは生後4日で、アブルクムサンさんは出生届を出しに、役所に行っている最中に攻撃を知らされたということです。

 ガザの保健当局によりますと、イスラエルとイスラム組織「ハマス」の戦闘が始まった去年10月以降の死者は4万人に迫り、死亡した新生児の数は115人に上るということです。

 このうち男の子は53人、女の子は62人で、生後1カ月未満だった子は全体の4割にあたる48人でした。

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