イランがイスラエルへの報復攻撃について理解を求めるため、OIC=イスラム協力機構の会合の開催を要請しました。近く行われるとの見方が広がる報復攻撃は、会合が開かれる7日以降に実施される可能性も出ています。
これはイラン外務省が明らかにしたもので、会合は外相級が集まり、サウジアラビアのジッダで7日に開かれるとしています。
イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏がイランで殺害されたことを受け、イランがイスラエルへの報復を宣言して緊張が高まる中、近く行われるとの見方が広がる報復攻撃は、会合が開かれる7日以降にずれ込む可能性も出ています。
こうしたなか、イランのペゼシュキアン大統領はロシアのショイグ安全保障会議書記と会談。イスラエルを非難しつつも「地域の緊張を高め、戦争を拡大しようとは決してしていない」と述べました。
一方、アメリカは…
アメリカ ブリンケン国務長官
「すべての当事者は緊張緩和の措置を講じなければなりません。事態の悪化は、誰の利益にもならないのです」
ブリンケン国務長官は現在の中東情勢について、「重大な局面を迎えている」との強い危機感を示した上で、イランやイスラエルなどの当事国に対して、事態の悪化を防ぐよう求める外交を展開しています。
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