有権者9億7000万人に上り、「世界最大」とされる総選挙の投票がインドで始まりました。3期目を目指すモディ首相の率いる与党が優勢とみられています。

 5年に1度、実施されるインドの下院総選挙は19日、21の州で投票が行われました。

 モディ首相のもと、経済成長の実績をアピールする与党「インド人民党」は、公約に世界3位の経済大国に押し上げることや2036年のオリンピック招致などを掲げています。

 野党側は経済格差や若者の失業率の深刻化などの批判を繰り広げていますが、事前に行われた世論調査では与党が過半数の議席を獲得する勢いだということです。

 投票は6週間にわたって各地で行われ、6月4日に一斉に開票されます。

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