ロシアとの身柄交換の結果、収監されていたアメリカメディアの記者らが解放されたことを受け、バイデン大統領は「残酷な試練は終わった」と歓迎しました。
バイデン大統領
「ここに集まったすべての家族にとって、信じられないほどの安堵だ。この日のために長い間祈り続けてきた友人や同僚たちにとっても救いだ。これを可能にした取引は、外交と友情の偉業だ」
バイデン大統領は解放されたアメリカ人の家族とともに演説に臨み、「残酷な試練は終わった。彼らは自由になった」と歓迎し、交渉にあたったドイツやトルコなど関係各国に感謝の意を示しました。
そのうえで「同盟関係が私たちの国民をより安全にするということを示す力強い例だ」と訴え、同盟国との関係を重視した自らの外交成果をアピールしました。
バイデン氏はまた、ロシア当局について「正当な理由なく逮捕し、見せしめの裁判で有罪判決を下し、長期間の服役を命じた」と強く非難し、世界中で不当に拘束されているアメリカ人の解放に向けて「働き続ける」と強調しました。
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