ロシアの超音速長距離爆撃機が北カフカスのスタヴロポリ地方で墜落しました。

 現地メディアなどによりますと、核兵器が搭載できるロシアの超音速長距離戦略爆撃機「ツポレフ22M3」が19日早朝に墜落しました。

 地元メディアなどによりますと、ウクライナのオデッサへの攻撃から帰還する途中だったとみられます。

 ロシア国防省は墜落の事実を認め、「故障」だと主張しました。

 乗組員4人のうち1人の死亡が確認されています。

 国防省は機体に弾薬は積まれておらず、墜落現場への被害もなかったとしています。

 一方、ウクライナ国防省情報総局は空軍と協力のもと国境から300キロの距離で撃墜したと主張しました。

 戦闘出撃中の戦略爆撃機を空中で撃墜したのは侵攻開始以来、初めてのことだとしています。

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