トルコのエルドアン大統領がイスラエルのガザ侵攻に反発して軍事介入を示唆する発言を行ったことについて、イスラエルの外相はトルコのNATO(北大西洋条約機構)からの追放を要求しました。

トルコ エルドアン大統領
「イスラエルがパレスチナにこのようなことをできないように我々は非常に強くなければならない」

 エルドアン大統領は28日、党の会合でトルコが以前に軍事介入した中央アジアのナゴルノ・カラバフやアフリカのリビアの名前を挙げ、「イスラエルにも同じことをするかもしれない」と発言しました。

 エルドアン大統領は以前からパレスチナ自治区・ガザにおけるイスラエルの戦闘行動を強く批判していました。

 これに対してイスラエルのカッツ外相は29日、トルコを非難するとともにNATOからの追放を要求しました。

 カッツ外相は「トルコはイスラム組織『ハマス』やイエメンの武装組織『フーシ派』とともにイランの悪の枢軸の一員になった」と主張しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。