旧ツイッターのXで、オーナーでもある実業家のイーロン・マスク氏が自ら、ルールに反するフェイク動画を拡散させているとして、ユーザーから批判の声が上がっています。
マスク氏は27日、アメリカのハリス副大統領の画像に「私は闇の政府の操り人形だ」などとハリス氏の音声を合成したナレーションを付けた動画を投稿しました。
動画はアメリカのユーチューバーが「パロディー」として投稿したもので、マスク氏が「これは素晴らしい」とコメントを付けて再投稿していました。
Xでは合成された音声などが含まれる場合は、ラベルを表示するようルールで規定しています。
しかし、マスク氏はラベルや説明もなく再投稿していて、Xのユーザーからはハリス氏をおとしめる内容を拡散する、ルールに反した投稿だと批判の声が相次いでいます。
マスク氏の投稿はこれまでに1億3000万回以上閲覧されていて、現在も残されたままです。
マスク氏は以前からトランプ氏への支持を公言しています。
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