北朝鮮メディアは金正恩総書記が28日、大雨災害の現場を訪れ、救助や避難活動を直接指揮したと伝えました。

 29日付の朝鮮労働党の機関紙は金総書記が28日、前日の大雨で住民が孤立するなどした北部の地域を視察したと伝えました。

 公開された写真では自ら車に乗り込み、冠水した道を走る姿も確認できます。

 金総書記が救助や避難活動を直接指揮し、支援物資の供給や復旧作業などを指示したとしています。

 一方、関係機関に対しては対策の不備を指摘し、「無責任だ」と叱責したということです。

 災害対応に積極的な姿勢を見せ、人民に尽くす指導者像をアピールする狙いとみられます。

画像:労働新聞29日付

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