円高が進んでいます。日米の金利差が縮小するとの見通しから外国為替市場で円相場は一時、1ドル=153円台をつけました。また、ダウ平均株価は500ドル以上、下げて取引を終えています。

 アメリカでFRB(連邦準備制度理事会)が早期の利下げを行うとの見方が広がるなか、日銀が、来週開かれる金融政策決定会合で追加の利上げを行うとの観測が浮上し、日米の金利差が縮小するとの思惑から円を買ってドルを売る動きが進みました。

 外国為替市場で円相場は1ドル=153円台をつけ、およそ2カ月ぶりの円高水準になりました。

 一方で、ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は23日に発表されたテスラや、アルファベットの決算が振るわなかったことからハイテク株に売りが広がり、前の日に比べて500ドル以上、下落し4万ドルを割り込みました。

 終値は、3万9853ドル87セントでした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。