フランスの検察当局は24日、パリ・オリンピックを妨害しようとしたとしてロシア人の男性（40）を逮捕したと明らかにした。AP通信などが報じた。具体的な計画は明らかになっていないが、「外国の要請を受けて諜報活動をした」疑いがあるという。
報道によると、逮捕されたのはフランスに14年前から住んでいるシェフ。パリ中部にある男性の住居を家宅捜索したところ、ロシア連邦保安庁（FSB）との関連を示す書類が見つかったという。
パリ五輪は24日にサッカーなど一部の競技が始まった。26日にはセーヌ川で開会式が開かれる予定で、パリ市内では治安対策が強化されている。【パリ金子淳】
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