中国を訪れている自民党の森山裕総務会長が中国外交トップの王毅外相と会談しました。王毅外相は福島第一原発の処理水や台湾を訪れる日本の国会議員について言及しました。

 森山総務会長と王毅外相は23日午前、北京市内の釣魚台迎賓館で約40分間、会談しました。

 森山総務会長は「日中関係は理想的ではないが、戦略的互恵関係を具体的にする必要がある」と強調しました。

 王毅外相もこの点には同意しましたが、福島第一原発の処理水の問題や台湾を訪れる日本の国会議員の数が中国を訪れる議員より多いことに懸念を示したということです。

 また、森山総務会長は中国と太いパイプを持つ二階俊博元幹事長からの書簡を王毅外相に渡し、王毅外相は二階元幹事長の訪中を期待すると述べたということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。