高校時代に撮影されたトーマス・マシュー・クルックス容疑者の写真=2021年撮影、Bethel Park School District提供・AP

 トランプ前米大統領が13日に東部ペンシルベニア州バトラーで選挙集会中に銃撃された事件で、米ABCニュースは17日、関係者の話として、トーマス・クルックス容疑者(20)が、事件の1週間前に、オンラインで集会参加を申し込んでいたと報じた。

 報道によると、トランプ氏の陣営は3日に集会の開催を発表し、クルックス容疑者は6日に参加を申し込んだ。申し込む際は暗号化されたメールアドレスと携帯電話を使ったという。

 事件当日、クルックス容疑者は演説台から約120~130メートル離れた会場外の建物の屋上から半自動小銃AR15でトランプ氏を狙撃したとみられている。クルックス容疑者は直後に大統領警備隊に射殺された。【ニューヨーク中村聡也】

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