ユニセフ=国連児童基金は、北朝鮮に子どもと妊婦向けの予防接種ワクチンを提供したと発表しました。新型コロナ対策で国境を封鎖していた間にワクチンの在庫が無くなったためとしています。

ユニセフは、北朝鮮の60万人以上の子どもたちや妊婦のためはしかや破傷風などのワクチンを首都・平壌に輸送したと発表しました。

ワクチンは9月から接種がはじまる予定です。

今回輸送した理由について、ユニセフは北朝鮮が新型コロナ対策として国境を封鎖して以降、物流が途絶えたことからワクチンの在庫が無くなったためとしています。

ワクチンは今週3回に分けて輸送されたということです。

中国の北京と平壌の間には週三回、飛行機が飛んでいますが、今月15日はこの定期便とは別に臨時便が運航されていました。今回のワクチン輸送のために臨時に飛ばしたものとみられます。

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